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町田市/町田駅前佐藤寿一クリニック

新型コロナウイルス感染症の検査


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における検査がすべて保健 所等行政を介して行われていた状況から変化し、検査キット等ができた現在では、医師の判断で検査を行うなど様々な状況での検査が想定されます。

【新型コロナウイルス感染症を診断するための検査】

いずれも被検者の体内にウイルスが存在し、ウイルスに感染しているかを調べるための検査です。
・PCR検査
・抗原定量検査
・抗原定性検査 等


【過去に新型コロナウイルス感染症にかかったことがあるかを調べる検査】

抗体があるかを調べる検査で、検査を受ける時点で感染しているかを調べる目的に使うことはできません。
・抗体検査

【当クリニックで受診できる検査】

PCR検査(「鼻咽頭」または「唾液」を採取する方法)
 *SARS-CoV-2検出過程での「唾液」の感度についてはこちらを参照
抗原定性検査(抗原定性検査キット:クイックナビ-COVID19 Ag)
抗体検査(採血による新型コロナウイルス抗体(IgM/IgG)検査)
 お問合せ・予約:042-710-2251

新型コロナウイルス検査保険適用


新型コロナウイルス感染症に関しては、「感染拡大防止策の徹底」や「医療提供体制の確保」などが重要政策課題です。
そうした中で、医療提供体制のうち、新型コロナウイルス感染者を鑑別する検査法に関しては、厚生労働省が、
・2020/03/06「PCR検査」(核酸検出)
・2020/05/13「抗原検査」(抗原定性検出)
・2020/06/25「抗原定量検出」
を、保険適用しています。
※保険適用の可否は医師にご相談ください。

【新たな臨床検査「SARS−CoV−2・インフルエンザ核酸同時検出」】
2020/11/11の中央社会保険医療協議会・総会で、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザ(A型・B型)とを同時に鑑別できる「SARS−CoV−2・インフルエンザ核酸同時検出」の保険適用が認められました。患者の唾液などから、新型コロナウイルスおよびインフルエンザウイルス(A型・B型)の核酸を検出できる検査方法(SGNP nCoV/Flu PCR 検出キット、スディックスバイオテック社)の開発を受けたものです。


新型コロナウイルス感染症 発生状況


新型コロナウイルス感染症と診断されている人

国内の発生状況などに関する最新の情報は、こちら(厚生労働省/国内の発生状況)をご参照ください.

重症化や死亡する人の割合

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は、高齢者は高く、若者は低い傾向にあります。
重症化や死亡する割合は、以前と比べて低下しており、2020/06以降では、
・重症化する人の割合は約1.6%(50歳代以下で0.3%、60歳代以上で8.5%)
・死亡する人の割合は 約1.0%(50歳代以下で0.06%、60歳代以上で5.7%)
※「重症化する人の割合」は、新型コロナウイルス感染症と診断された症例(無症状を含む)のうち、集中治療室での治療や人工呼吸器等による治療を行った症例または死亡した症例の割合。

重症化しやすい人

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方です。
重症化のリスクとなる基礎疾患には、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」「慢性腎臓病」「糖尿病」「高血圧」「心血管疾患」「肥満」があります。
また、妊婦や喫煙歴なども、重症化しやすいかは明らかでないものの、注意が必要とされています。

他の人に感染させてしまう可能性がある期間

新型コロナウイルスに感染した人が他の人に感染させてしまう可能性がある期間は、
 発症の2日前から発症後7〜10日間程度
とされています。
また、この期間のうち、
 発症の直前・直後で特にウイルス排出量が高くなる
と考えられています。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.1版より

どれくらいの人が他の人に感染させていますか

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、他の人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他の人に感染させていないと考えられています。
このため、感染防護なしに3密(密閉・密集・密接)の環境で多くの人と接するなどによって1人の感染者が何人もの人に感染させてしまうことがなければ、新型コロナウイルス感染症の流行を抑えることができます。

どのような場面に注意する必要がありますか

新型コロナウイルス感染症は、主に飛沫感染や接触感染によって感染するため、3密(密閉・密集・密接)の環境で感染リスクが高まります。

感染リスクが高まる「5つの場面」

感染リスクが高まる「5つの場面