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町田市/町田駅前佐藤寿一クリニック

ノロウイルス/ロタウイルス/迅速検査キットが保険適応となりました。
・3割負担(国民健康保険)
・1割負担(社会保険)

  1. ノロウイルス検査
  2. ロタウイルス検査
  3. A群β溶血連鎖球菌検査
  4. RSウイルス検査
  5. アデノウイルス検査

ノロウイルス検査

ノロウイルスは胃腸炎を起こす原因ウイルスで、遺伝子群1と2に分けられます。各遺伝子群には多数の遺伝子型が存在するために、何度もノロウイルスに感染することがあります。
迅速検査キットの陽性一致率は92%、陰性一致率は98.3%、全体一致率は94.2%です。

【 対象者 】
3歳未満 
及び 65歳以上が保険適応となります。

【 症状 】
主な症状は下痢、嘔吐、嘔気、腹痛で、その症状は数日続きます。また、患者の糞便中へのノロウイルスの排泄は発症とともに始まり約2週間続くため、糞便による2次感染が起こり易く、施設内感染、院内感染の報告も多くあります。ノロウイルスの確定診断は感染拡大を予防するきっかけとなります。

ロタウイルス検査

ロタウイルスは主に乳幼児を中心に感染し、5歳までにほとんどの子供が感染するといわれています。ロタウイルスにはいくつものタイプがあり、一度かかっても再度かかる可能性があります。日本ではG1.G2.G3.G4.G8という型が最も広く流行し、一度感染しても、その後、別の型で何度も感染を繰り返します。ロタウイルスは強力な感染力があり、ドアのノブやタオルについたわずかなウイルスでも感染します。普通の手洗いや消毒では完全に感染を防ぐことができません。

【 対象者 】
全ての患者様が保険適応となります。

【 症状 】
代表的な症状は嘔吐下痢発熱で1週間前後続きます。下痢は白い米のとぎ汁のような便がみられることがあります。ウイルスに感染後症状が出るまでの期間は2−3日です。激しい嘔吐と下痢により脱水症状を引き起こすこともあります。

A群β溶血連鎖球菌検査

A群β溶血連鎖球菌はヒトの上気道感染及び咽頭炎の主な原因です。全上気道感染の約19%がA群β溶連菌によって引き起こされ、日本では冬および初夏にかけて患者数がふえます。この病気の罹患率が最も高いのは学齢期の子供の集団です。 A群β溶連菌により引き起こされる咽頭炎を迅速に診断することで早期での的確な治療が可能となり、本菌を起因菌とする急性糸球体腎炎やリウマチ熱などの重篤な疾患への移行を防ぐことができます

【 対象者 】
全ての患者様が保険適応となります。

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RSウイルス検査

RSウイルスは細気管支炎の原因菌として最も重要です。冬季に流行し細気管支周囲に炎症浮腫が惹起され、分泌物の増加も加わり容易に気道の狭窄閉塞が起こります。RSウイルス感染症は、主にくしゃみなどにより飛沫感染や接触感染などでうつり、鼻水や発熱、咳など風邪に似た症状が出ます。大人では鼻風邪程度で済みますが、乳幼児で初めて感染した時は、肺炎や脳症などを引き起こして重症化することもあります。
迅速検査キットの陽性一致率は94.4%、陰性一致率は100%、全体一致率は97.2%です。

【 対象者 】
全ての患者様が保険適応となります。

【 症状 】
初発症状は鼻水、軽い咳嗽で、2日目に努力性呼吸(陥没呼吸、鼻翼呼吸:胸やおなかをペコペコさせて息をしている)、喘鳴、多呼吸、発熱が認められる。さらに悪化すると、チアノーゼ、不穏、意識レベルが低下します。3か月未満では特に重篤化しやすく無呼吸となることもあります。

** 下記の症状がある場合は小児科を受診してください **
6か月未満の赤ちゃんがぜいぜいと苦しそうな息になったら入院がすすめられます。母乳やミルクの飲みが悪いのも危険な兆候です。

アデノウイルス検査

アデノウイルス1.2.3.5.6.7.8.11.19.31.37型との反応性があります。確定診断は結膜擦過物や咽頭ぬぐい液からのウイルスの分離ですが、迅速キットが用いられています。アデノウイルス2.3.4.7型による感染症は、咽頭結膜熱(プール熱)とも言い、塩素殺菌が十分でないプールの水から感染することが知られており、プール熱と呼ばれるゆえんです。
迅速検査キットの陽性一致率は100%、陰性一致率は97%、全体一致率は97.6%です。

【 対象者 】
全ての患者様が保険適応となります。

【 症状 】
症状は、発熱、頭痛、食欲不振などです。39度から40度の高熱が4−5日続き、のどの痛みが強く、目も赤くなります。さらに、頭痛、吐き気、腹痛、下痢が出現します。感染経路は、飛沫感染や経結膜、経口感染で、通年で感染しますが特に夏場に多く感染者が見受けられます。
また、流行性角結膜炎(はやり目)もアデノウイルスにより症状が出ます。感染経路は接触感染で、症状は流涙や結膜充血などがあり、混合感染予防のため、ステロイドなどの点眼剤を使用することもあります。二次感染予防のために手洗い、消毒も重要です。

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